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2022年12月26日月曜日

クラスターを振り返って(第6弾)

 勤務に行く度に陽性者が増え、「この先どうなるのか」という不安と、忙しさに心が折れそうになる毎日でした。

そんな中、利用者様から「看護師さん大変だね」と声をかけられました。

利用者様こそ、カーテンに囲わた狭い空間での制限された生活をするという大変な状況なのに…。

この言葉で「がんばらないと」と思いました。

又、時間に追われ、利用者様と会話する時間も無い中、インスリンの自己注射をする利用者様を
見守る1分にも満たない時間で利用者様の話を聞く。この緊急事態の中ではこの短い時間が大切なんだと知ることが出来ました。

看護師 田嶋 純子


 11月7日に3階入所者様1名から陽性を確認しその後、入所者様、職員合わせて97名の大クラスターとなってしまいました。
40日間の長期に渡り皆様にはご迷惑とご心配をおかけしたこと大変申し訳ございませんでした。
 今回のクラスターでは職員も多数感染しました。日に日に職員数が減っていくのを目の当たりにし心が折れそうになることもありましたが、法人内事業所からの応援とたくさんのご家族様から励ましのお言葉をいただき乗り切ることができました。
皆様には感謝の言葉しかございません。
 ただ普段は行っていない業務を実施したり、職種の垣根を越えた協力体制を築けたことは施設にとって財産になったと思います。
 まだ管内の感染状況は落ち着いていませんが油断せず、今後も気を引き締めて対応していきます。ありがとうございました。

事務部長 中尾 雅幸