~現場での助勤を通して~
経験があるとは言え、10年以上も離れているので緊張と足を引っ張らない事を考えました。現場では1日中、動いていたので、体力不足を痛感しました。筋肉痛や現場での動きに慣れてきた頃に、自身もコロナ陽性となってしまい、本当に申し訳ない気持ちになりました。
徐々にグリーンゾーンが広がり、利用者様にも笑顔が戻ってきた事、逆にレッドに残った利用者様はストレスが溜まっている事もわかりました。
現場で介助をする事で、言葉や文書ではない、実際に介入する事で気づけた事、感じた事を今後の業務に活かしていきたいと思います。
支援相談員 女鹿裕一
初めてコロナ発症者が確認されたときに、数日間新たな発症者が出なかったことで、擬陽性だったのかな?と思ったのも束の間、瞬く間に感染が拡大していきました。
それからは、
自分が利用者様を感染させてしまう原因になったらどうしよう。
自分自身が感染してしまったらどうしよう。
私自身にとって恐怖と不安の日々であり、利用者様にとってはご家族様やお友達とお話しすることもできず、ゆっくりお風呂に入ることもできずに、ただただ自室で過ごさなければならない、我慢を強いられる日々となってしまいました。
利用者様への援助やサービス提供が満足にできず、「いつまで続くの?」「今日もお風呂に入れないの?」と利用者様からのお話を聞くたびに胸が痛くなりながらも、どうすることもできないもどかしさを感じる毎日でした。
辛い日々ではありましたが、当施設の職員や同法人の職員、ご家族様からの温かいお言葉やご協力、様々なご支援にとても励まされ、一日一日を頑張る活力になっていました。無事収束することができたこと、嬉しく思います。本当にありがとうございました。