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2022年12月23日金曜日

クラスターを振り返って(第4弾)

  2階で1週間と少しの間、皆さんと関わらせていただきました。

普段は通所におり、2階、3階でコロナ陽性者が増えていくことに不安を感じました。

2階の入所者様と関わっていく中で「早くお風呂に入りたいね」「ここで何もせずにいると頭がおかしくなりそうだ」などたくさんの声があり、1日でも早く収束して欲しいと強く思いながら「何かできれば」と自分なりに考え、今できることを精一杯やらせていただきました。

こんなにも辛そうにしているのに「大変でしょ?ありがとね」と言って下さる方もいて逆に私が勇気をもらったり元気をもらうことが多かったです。

また、入所者様と普段関わることが少なったので、関われて良かったなと思います。

 この経験を生かして今後もがんばっていきたいと思います。

                       通所リハ 准看護士  伊藤 このみ



 このたび転職し11月より初めて介護員として通所リハで勤務を始めました。

まだ何もわからないままでのクラスター現場で与えられた業務をこなせるか心配もありました。職員の方々の使命感がひしひしと伝わり、その皆さんの頑張りに自分も引っ張られ何とか乗り切る事ができたのではないかと感じています。

                        通所リハ 介護員  田中 康祐

 

 

 初発の陽性者を耳にした時、もしかして自分が持ち込んだのでは?と不安になり震えながら抗原検査を行ったことを覚えています。

利用者様の陽性が増えると同時に、現場を守るスタッフにも魔の手が及び感染力の強さを目の当たりにしながら今の私達に何ができるのか?考えた日々が続きました。

不安で気持ちが壊れそうになるスタッフと一緒に頑張ろうと泣いたこともありました。

 いつもはご飯もペロッと食べる方が食べれなくなりました。元気を失った利用者様の変化をみながら「コロナにさえ罹らなければ」とみんなの普通を奪ってしまったコロナが憎くなりました。そして守ってあげれなかったことに悔しくなりました。

収束はしましたが体力が弱ってしまった方が多くいらっしゃいます。

今、利用者様はご家族に心配かけまい、元気な姿を見せるんだとリハビリに励まれており胸打たれる毎日です。

いかに、出来ている生活を見続けていくことの大切さに気付き、これを教訓として今後は一層寄り添う時間を持ちたいと思っています。

                       リハビリ 理学療法士  小椋 ひとみ